わしたショップで販売中のサーターアンダギーを食べる
甘味の色々 / 2019.05.21
週末になると作っていたサーターアンダギー、5月頭のGW期間中に作ったのが最後となり現在少し休憩中である。夢中になっているものは案外少し距離を取ると冷静になり、俯瞰して全体像を眺める事が出来るから大事だと信じている。
とは云え、我が家に鎮座しておられる市販されているサーターアンダギーが食え、食え!とおっしゃる。では食べようじゃないか。
無敵のサーターアンダギー、随分と強気だ。
そして、この写真では解らないが1個がでかい。結構でかい。
この写真でも一向に伝わりそうもないが、やっぱりでかい。
揚げ色も割れ方も、綺麗だなと思う。もう少し派手に大胆に割れている方が好みではあるが、これくらいがバランスの取れた仕上がりなのだろう。
中はこんな感じである。この時点で少し「およよ…?」となったが気にせずに行こう。
2つに割った状態で電子レンジ20秒、その後オーブントースターで2、3分。サクサク食感を取り戻したところで、さっそくいただきます。
…なんだろうなぁ。
まずくはない。パッケージして販売されているサーターアンダギーの多くはこういう味なのかもしれない。しかし、だからサーターアンダギーの印象がいまいち良くない人が多いのではないか?とも思う。要するに、まずくはないが決して美味くもない。まずくはないが、魅力がない。
口の中の水分が全て奪われる程モソモソしているとか、そういうのは言わない。ある種、それがサーターアンダギーの特徴の一つではあるから。
じゃぁ、何が良くないのか。
一口食べた時に感じたのは小麦粉の状態が良くないのでは…?だった。粉の香りは新鮮であれば優しい甘さを放ち、油で揚げた後は無駄に主張はしない。ちょっと小麦粉のフレッシュさが損なわれているのではなかろうか。もしかしたら、油についても同等の事が言える。揚げた油が酸化していたのではないか、と。この辺がとても気になってしまう。
そして甘さ。お菓子にとって甘さは最も重要なものだし、サーターアンダギーは「砂糖てんぷら」なんだから甘くて当然なんだけど、なんというか食べ終わった後にいつまでも口の中にクドい変な甘さが残る。これが非常によろしくない。砂糖、麦芽糖、コーンシロップ、デキストリン。原材料に並ぶ甘味たち。それぞれ大事な役割があるんだろうけど、ちょっとやりすぎじゃないか。
後味が悪い、そんな印象を受けてしまうサーターアンダギーだった。
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