2020年の検査入院 1
闘病と乱闘 / 2021.02.01
コロナ禍!医療現場の状況!と散々報道されていても、御構い無しにやってくるのが検査入院。今年はやらなくてもいいんじゃない?と実は毎年さりげなく打診している、この合言葉を今年は普段より少し自信ありげに提案してみたけれど、あっさりね、却下。
いや、わかってた。結局なんだかんだ言ってやるんでしょ?あれを。首から?腕から?ぐいぐいやるんでしょ?
そう、結局行われた、スワンガンツカテーテルによる測定。
私は主治医から入院が嫌いだと思われている節がある。違う、違うんだよ。別に入院はいいんだよ。そりゃ、自由に暮らしてるのが一番なんだけど、カテーテル検査が心の底から嫌なだけなんだよ。ねぇ、受けたことある?あれを、受けたことが、ある?毎回主治医に詰め寄りたくなるけど、そこをぐっと抑えて、「今年も凄腕にお願いしてるから」って言葉に雑なリアクションで静かに抵抗をする。
入院初日は、病院についたその時からバタバタしている。今年は前日に事前PCR検査(&胸部CT)もあるから、前日からバタバタしている。入院受付を済ませ、入院する科の病棟へ行き、病室に案内され、病棟内の案内を毎度の入院だからと省き、身長体重の測定を済ませたら着替えて、レントゲンのオーダーを入れておいたと言われ、レントゲンに行くついでにコンビニに行く。
初日は懸念するような検査もなく気楽なので、コンビニで買い物を済ませた後ゆったり過ごしていたら、すぐに昼食がやってくる。自分で何も用意する必要がなく、栄養と塩分のことが考えられているものが食べられる。実に素敵なシステムである。
確か、初日のランチはメインがあんかけ焼きそばだった。この海鮮と野菜を炒め、餡を優しくまとったものと中華麺が別々で提供されるのだ。
そして、このランチの食塩相当量が3.5g。まさかの。
何をもってしての塩分制限食なのか。そう問うてしまいたくなるランチだ。朝食から管理されているなら、朝食で相当塩分控えめのものが出ているだろうから問題ないのかもしれない。もしかしたら、お得意の無塩パン(美味しさのかけらもない、もはやパンではない)を出したのかもしれない。
しかし、私は朝食は家で食べている。いいのか?今日から入院だし、、がんばるぞー!みたいな思考をもってして朝からカップ麺とか食べたかもしれないぞ。
などとぐだぐだくだらないことを考えながら食べた。美味しかった。ありがとう、栄養士さん。そして、入院中の楽しみなんて食事くらいだ。あとは自分で持ってきた何かをするだけ。読書とかDVD観るとか。なので、食事が楽しみなのだ。美味しいものが出ますようにと願う、一食もがっかりしたくないのだ。どんな状況であろうとも。
あー、ギリー!ギリでなんとかだいじょうぶー。
と心の中でわめきつつ、この病院に何度も入院しているけれど、焼き魚で鯵が出るのに遭遇したのは初めてだった。ちょっと驚いた。もう、鰆しか出さないのかと思っていた。
鯵は当然焼いてから時間も経っているし、保温してあったとは言え限界はあるしで、硬くなっていたけど、大根おろしももうちょっと水気を切って欲しかったけど、悪くはなかった。煮物は美味しかったし、全体的に満足だった。
今回の食事は当たりかもしれないなーと明日以降を楽しみにしつつ、明日の朝からカテーテルだという事実に憂鬱以外の言葉が見つからない程度に憂鬱な気持ちを抱えながら、初日を終えた。
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