サーターアンダギーについて考える
作る! / 2019.04.09
先週末は作らなかったとは云え、やはり頭の中にはびっしりとサーターアンダギー考察がこびり付いているようで、中々それらを無くす事が出来ずにいる。そして、スーパーマーケット「ライフ」に入っているパン屋「小麦の郷パン」で一時美味しいと話題にのぼる事もあったサーターアンダギー、最近販売してなかったのに、ちょっと寄ってみたら珍しく1個売りをしていた為に、うっかり買ってしまった。
この手のものには、ある程度結論が出ているのに何故買ってしまうのだろうか。まだまだ何処かで期待を捨てきれていないのか。「更に美味しくなりました」の文言に希望の光を見てしまったのだろうか。つい、1個買ってしまったじゃない。
というわけで、これ。1個66円だったかな…。非常にお手頃価格、サーターアンダギー。いや、サーターアンダギーを名乗っているもの。サイズ感も割れ方も、揚げ上がりも上々な出来上がりでとても美味しそう。
割ってみて、中を拝見。
綺麗な色してんな…と思わず声をかけそうになる、そんな仕上がり。
一口食べてみて、浮かぶ思いはひとつ。
この間食べた時もそうだったし、沖縄以外の場所で作られているものは大抵そういう感想しか出てこないのだが、結局のところ「これはサーターアンダギーではなくドーナツ」になる。やー、解ってた。充分解ってた。前にも食べた事はあったし、その時も同じ感想だったからショックとかではないんだけど、こう…なんというか「やっぱり感」が意外と堪えるのだ。
別に不味いとかではなく、どちらかと云えば美味しい。しかし、丸めて揚げた美味しいドーナツを求めていた訳じゃなく、ただサーターアンダギーが食べたいだけなのだ。これはドーナツの中でもオールドファッション、そういう味をしている。
一体、何が違うのだろう。ドーナツとサーターアンダギーにはどれほどの違いがあるのか。オールドファッションのレシピを調べてみると原材料は近いものがあるというより、ほぼ同じ。違いと云えばオールドファッションには牛乳が入る、くらいだろう。
勿論、配合は大きく違う。粉に対して砂糖と卵の量がサーターアンダギーより結構少ない。
今回食べたサーターアンダギーの顔をしたドーナツの配合は解らないが、仮にオールドファッションと同じような配合だったとして、しかしながら私が作ったサーターアンダギーよりも甘いというのが更に謎である。
今回並べて食べてみた時に思ったのは、食感も結構違っていて、買ってきたものの方が「噛む!」感じだった。自分が作ったサーターアンダギーが最高のものだとは思っていないが、配合によって原材料の違いによって、かなり大きく変わるのだろう、これはとても興味深い。
ちなみに、黄色い方が前回私が作ったサーターアンダギー。卵黄が多めだから、黄色い。そして恐らく生地も私が作ったものの方がゆるい。
より美味しいサーターアンダギーを目指すべく、これからも定期的にブラッシュアップを図りながら作って行くつもりだけど、一体何処へ向かっているのだろうか。取り敢えず、方向性は見えてきた気はするけれど、次回作る時は少し変化球的な事をしようかと考えている。
本当に、何処へ向かう気なのだろう。
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