4度目のサーターアンダギー作り
作る! / 2019.04.22
週末である。つまり、サーターアンダギーを作る時がやってきた。
そんな気持ちで迎えた土曜日、先週は作らなかったし!と必要以上に昂ぶりながら材料を計り準備を進めた。今回は基本的には前回作ったものと配合は変えず、ただ一つだけ生地の中に練り込むものを増やしたらどう変化するのか、それを調べる回である。
新たに入れた材料は、ピーナッツペースト。これを小麦粉に対して13%の量を混ぜ込んだ。ピーナッツバター(加糖)にしようかとも考えたが買い物に行った場所で千葉で作られたピーナッツペーストが置いてあったから、ついうっかり買ってしまった。
出来た生地がこちら。前回と比べて随分とオレンジっぽい色になっているのは作った時間帯の違いなのか、それとも生地自体の色が違うのか。
生地は冷蔵庫で数時間寝かせた後、丸めて鍋の中へ入れて揚げているが、ピーナッツペーストが入った分少し生地がゆるくなっているようだった。でも、これは許容範囲内だろう。
自分で回りながら、どんどん大きくなるサーターアンダギー。
前回までと比べて、ベーキングパウダーの量は半分以下に減らしたにも関わらず派手にくるくる回り割れていく、いや花開いていく。そしてどんどん大きくなる。
そして完成したのがこちら。出来上がった見た目はまずまず。
さっそく割ってみる。
出来立ての熱い状態のものを食べて、粗熱が取れて落ち着いたものも食べてみる。
まず一口食べてみて、これはちょっと失敗だなー。
やりすぎてしまった。もう、なんというかピーナッツである。サーターアンダギーのはずが、すっかりピーナッツに占領されてしまっている。鼻から抜けるピーナッツ、口いっぱいに広がるピーナッツ。確かに美味しくはあるけど、これはプレーンのサーターアンダギーではない。ちょっと調子に乗ってしまった感、否めない。
もう少しピーナッツペーストの量は減らすべきだろう、1/2もしくは1/3程度。もしくはピーナッツペーストではなく、やはりピーナッツバター(加糖)がいいのかもしれない。出したいのはイメージとしてはコクであり、踊りだすくらいのピーナッツではない。
そして味と香り以外にも少し問題が出ている。ピーナッツペーストを入れたことによって、食感が前回の程よいものから遠ざかってしまった。サクッとしつつ、しっとり且つふんわりを出していたのが前回の最良点と記憶しているが、今回ホロホロ感が強くなってしまった。ホロホロは別に悪いことではないが目指している場所が違うように思う。
次回変更する点としてまず、ピーナッツペーストの量を減らそう。あとは一度全卵だけで作るのも悪くないかもしれない。卵白の力は侮ってはならない。
ピーナッツペーストを初めて使って、スプーンについたそれを舐めて味を確かめてみたけれど、ピーナッツペーストって美味しいのね…!ちょっとびっくりしたけど、ピーナッツペーストはつまりはピーナッツだから美味しいか。
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