クイニアマンと共に / 2019.06.13

徳島から東京へ戻る前に、大阪へ泊まりで寄り道をした。

そして大阪に寄るならば！とおつかいを頼まれていた。みんな大好き「エシレ」様である。東京と大阪では同じものを置いてあったりするが、ラインナップが結構違う。フィナンシェもマドレーヌもケーキ類もないが、ブリオッシュやオムレット、パルミエにフロランタンなど魅惑のアイテムを取り揃えている。

そしてクロワッサンもショソン・オ・ポムもない代わりに、クイニアマンが置いているのだ。

最大の特徴は、そんなに並ばないこと。クイニアマンに関して言えば、猛スピードで売り切れたりしないこと。最高じゃないか。

これまで、大阪への寄り道といえばGROMだった。もうGROM1択だったと言ってもいい。しかし昨年、GROM JAPANは日本で唯一のGROMを閉じてしまった。もう大阪に用はない…！と心を無にしていたが、そういえばクイニアマン食べてなかったやー！待って待って、ピッツァ食べに行きたいー！と食い意地が私を大阪に留めさせた。

エシレは阪急百貨店の地下2Fにある。そして、開店前に並ぶ場所は地下1Fのエシレに近い入り口の前と決まっている。その辺は現地に行けば書いているから、頑張って探そう。

12分程前に到着して、2番手になった。行ったのが平日だったからで、土日はもう少し多く人がいるだろう。何せ、エシレ。油断は禁物である。

並んでいる時にパルミエとブリオッシュに関して買うか否か、それぞれ何個買うかを聞かれる。必要な分購入する商品のカードを貰うから、此処でしっかり迷いなく定員さんに伝えよう。

自分で買うものの他に、ガレット・エシレ＆サブレ・ヴァニーユの缶とブリオッシュを買う予定だったから、ブリオッシュのカードを2枚握りしめオープンと同時に阪急百貨店の中へ。

最初、ブリオッシュを2枚にしたけど本当にそれで良かったのか？足りるのか？と思っていたが実物を目の当たりにして、これで良かったんだ。何も間違っていない、と安堵した。

ブリオッシュは予想を裏切るサイズだった。

クイニアマンは無塩と有塩がある。まずは無塩をリベイクしていただくことにしよう。サイズは小ぶりだが、その存在感たるや！カットをした断面はこんな感じ。

軽く温めた状態だと、コーティングしている溶けたグラニュー糖が指に歯について中々離れていかない。コーティングされていない部分を持つと、今度はバターがしっかりと指についてくる。なんて可愛い食べ物なのだろう。

とても香りが良い。

噛めばジュワッとバターが溢れ出し鼻から抜ける香りが上質で実に力強い。しかし、どちらかといえば軽やかな味わいで、これは一度に2個3個と食べれるもののように思う。2個はあった方がいい。

次に有塩。こちらはリベイクせずにそのままを食べることに。

有塩の方が気持ち、焼き色が淡いように思う。

こっちの方が美味しい。断然。エシレは有塩が強いなー。なんだかんだ言って、私もただの塩好きなのだろうか？と心配になってしまう。 このクイニアマン、もう説明不要の美味しさである。有塩バターが噛めば噛む程ジュワジュワ口の中に出て踊りだす感じで、とてもパンチがあり強くて美味しい。

凄い、の一言。

大阪に寄る際はまた食べたいが、次は有塩だけを買うかもしれない。

6月頭に行った際のエシレ。個数制限、数量限定販売などなど参考にどうぞ。

（画像をクリックすると大きくなるよ。）

大阪