9年振りに訪れた沖縄、初めての斎場御嶽へバスで往くー其の壱
旅行記 / 2019.03.16
9年振りのあれやこれやも3日目である。
この日は、なんだかんだとこれまで一度も行った事が無かった斎場御嶽へ向かうことに。斎場御嶽、せーふぁーうたき。いざ、往かん。
しかし何は無くとも、まずは腹ごしらえである。朝からありがたいビュッフェを頂く。撮った写真はこれだけ。我が愛しのパイナップル、私にとって果物の王様。
パイナップルだけで移住する価値があるんじゃないだろうかと最近思うようになった程。…ちょっと待って、半年住んでた頃ってパイナップル食べてた?ちゃんと食べてた?2回くらいしか食べてないんじゃないか、嗚呼…まさか。一体何をやっていたのだろうか、愚か者…。というわけで、毎朝パイナップルを楽しみましたが全部取ったりしないように気を使いつつなので、少なめ。
天気良好、遠足気分で
ホテルの部屋から見た景色は朝も夜もとても楽しめるものだった。向こうに見えているのは、きっと泊まりんとかその辺りだろう。この日はギラギラしてはいないが、しっかり晴れていて那覇よりも更に南下するには良い気候だった。
斎場御嶽へは那覇バスターミナルから出ている東陽バスの38番志喜屋線に乗って「斎場御嶽入口」で下車すれば、それっぽいところに到着する。入場券は南城市地域物産館にて販売しているので、そのまま斎場御嶽に向かってしまわぬよう注意。
都内のバスに乗り慣れていると沖縄に限らず地方のバスが披露する「何のレースだっ!?」と思わせる荒っぽい運転とスピードに驚くが、きっとこれが通常スタイルなのだろう。身を任せ無になるのをオススメしておきたい。そして是非レースを体感して頂きたい。
沖縄のバス、何も新しくなっていない様子ではあったが唯一停車場所の表示は、とても見やすく解り易いものに変わっていたから以前より相当利用するハードルが下がっている印象であった。みんなもっとバスを利用したらいい、レンタカーは確かに便利だろうけど。
さて、バスが無事到着し南城市地域物産館で入場券を買ったら、いざ!神聖なる祈りの場所へ。斎場御嶽の入場料は¥300という破格、これは世界遺産として考えるとオゾマシイ程の安さになる。何故こんなに安いのかと友人とザワザワしながら突き進むと目の前に広がる世界がとても素晴らしく、動きがとてもゆっくりになってしまった。樹々よ、夏よ、自然の力よ。
あくまで祈りの場への道、ぬかるみも石畳もあるのでスニーカーなどで伺うのが吉。
御嶽に到着して最初に思った事は、「なんと小さな」だった。小さくてがっかりだとか、そういう事では決して無い。ただ、その小ささに驚いたのだ。勝手に、もっとずっと大きいと思っていたから。とても静かで風の音が鳴る場所、久高島が見える斎場御嶽。遥か昔、どれほどの想いを抱え祈りを届けたのか。
この厳かで小さな場所に犇めき合う人々。来ておいてこんな事を言うのはどうかと思うが、実に観光客が似合わない場所だった。しかし、また訪れたい。静かにそっとこの道を歩きたい。今度は、久高島にも足を伸ばして。あの島に入る事が出来ると知った時は相当驚いたけれど。
那覇バスターミナルから斎場御嶽入口までは、バスで片道¥830 60分程度の乗車
斎場御嶽、久高島について書かれている小説と云えば、もう!これ!訪れる前に読むと、また違った気持ちが湧き上がるかもしれない。読む度に裏切らない、池上永一氏の描く琉球王国。
斎場御嶽の後はご飯を食べて、更にバスの時間まで少し余裕があったから徒歩圏内の絶景スポットへ。此処は是非訪れて欲しい場所。
しかし、長くなっちゃったので次の記事へ。
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