闘病と乱闘 / 2019.10.08

前日からいやいや準備をしつつウダウダ過ごしていたけれど、なんだかんだで入院当日がきてしまった。仕方がないなーって感じで、気乗りしないが早速朝から病院へ。

入退院受付で諸々済ませ、病棟へ向かう。

なんと今年は大部屋での滞在、しかも窓際。最高じゃないか。

私が通っている病院の循内の病棟には大部屋は1つしかなく、それらは患者が多い性別に自然と傾いてしまうからか、いつも入室の権利は手に入れられない。心臓外科と循内合わせた病棟が違う階にあり、大部屋をどうしても…！ならそっちを考えるが基本的には循内看護師の目が届くエリアにいてもらいたいとのことで、大部屋（6人）が存在しないエリアで差額ベッド代を払いつつ過ごすのがこれまでの入院スタイルだった。

それが…！今年は！大部屋だよー。閉鎖的空間…と思わずに済む窓際だよー。

ありがとう、神よ！そんな気持ちが溢れている。

大部屋で時折流れる効果音のような誰かの呻きを聞きながら、2泊3日をこの場所で過ごしていく。今日やったことといえば、点滴用のルートを取られたことと採血くらいだ。

本当は今日中に6分間歩行あたりをぶちこんで欲しいんだけど、色々とタイミングもあるだろうから、さていつ実施になることか。 腕立て伏せでもしようかな…。

病院ご飯

当然ながら塩分制限食である。ゴリゴリの制限食。

とは言え、今回の病院食ファーストコンタクトは中々のインパクトだった。

献立：豆腐ハンバーグ、マセドアンサラダ、白米、ふりかけ、バナナ

なんだよマセドアンサラダって、と思って調べたら「ハムやトマト、キュウリなどを賽の目に切り、マヨネーズで和えた料理のこと」だそう。合ってる、正解はしている。が、しかし中々だった。

この病院で出されるご飯は随分と食べてきたけど、「ちょっとどうなの」トップ3に入れるくらいの実力を持ったお昼ご飯だった。

豆腐ハンバーグに和えてあるソースはケチャップベースのもの。これに対しては特にね文句はなかった。添えてある野菜はこれまた破壊力のあるものだったけど。

献立：山椒焼魚、鶏肉と大根の煮物、茄子の生姜和え、白米、ふりかけ

夕飯は全体的に見て、悪くなかった。どれも程よい味付けでよかった。そう、この病院はこんな感じの美味しさだよー。忘れたのかと思ったよ、びっくりした。焼き魚は当然薄めだけど塩が浸透していて、そこに山椒の香りが添えられていて真似したい味の組み立てだった。

明日はなんだろう。

明日が本番

明日は朝一でカテーテル検査が待っている。

心臓カテーテル検査は常に首からだけど、今年は肘からやろう！なんて話になっていて病棟担当の先生もその認識でいるし「首より絶対楽だよ」って言ってるから、その気になっているけれど…

「血管が細いから、ちょっと解らないけど…まずは肘から挑戦しよう」

ってはっきり言われちゃったもんだから、…もう逆に信用しているよ頑張れ頼むぜ担当医。

その溢れんばかりの経験値を存分に発揮してくださいおねがいします。

入院中の日々